国内金融資産として、高配当株を中心に投資しています。
こびと株さんのサイトとリベラルアーツ大学の両学長のyoutubeにて学んだ方法を実践しています。
今回は高配当株でも人気の(2914)JT(日本たばこ産業)を評価してみます。
ここでは両学長のyoutubeの評価基準をもとに評価していきたいと思います。
コンテンツ提供元のこびと株さんの方ではもう少し基準が多かったりしますが、まだまだ初心者ですので簡潔な方で行ってみます。
各種評価はこのように行います。
◎:ばっちり
〇:及第点
▲:イマイチ
×:これだけで選定しない理由になる
IRBANKで決算状況を確認します。
JTはこちら
売上高(営業収益など)
Q.長期的に右肩上がりか、安定しているか?
A.右肩上がりではないが、安定している:〇


EPS(1株当たり利益)
Q.右肩上がりか?
A.大いに下がっている:×


営業利益率
Q.10%以上、伸びているか(5%以下はさよなら)
利益率が伸びているか、悪化しているのか、トレンドもチェック
A.悪化が見えているがまだまだ優秀:◎


自己資本比率
Q.高い方がつぶれにくい。80%以上なら◎、60%以上なら〇、40%以上なら▲。
A.減少傾向で40%を割りそうな気配があります。▲


営業活動CF
Q.毎年、黒字右肩上がり。過去一年でも赤字があると学長は入れないそうです。
A.浮き沈みありますが、きっちり黒字ですね。〇


現金など(換金性の高い資産もOK)
Q.長期的に見て増えているといい。
A.長期的に増えてますね。◎


一株当たりの配当金
Q.安定性(無配減配がないか)・成長性(増配が連続しているか)、〇〇ショック時やその後の動きもチェック
A.ほぼ連続増配。コロナ禍にも負けず配当を維持してます。◎


配当性向
Q.30~50%が健全な目安。70~80%を越え始めると危険信号。
A.コロナ禍でいよいよ危険信号が付きました。:×


まとめ
結果はこちらです。×が2つもついているので基本的にはポートフォリオに入れることはできない評価です。
チェック項目 | 評価 |
売上高 | 〇 |
EPS | × |
営業利益率 | ◎ |
自己資本比率 | ▲ |
営業活動CF | 〇 |
現金など | ◎ |
一株当たりの配当金 | ◎ |
配当性向 | × |
ただし、JTは非常に配当利回りがよく(記事作成時点で6%ほど)事業内容的に安定感があるため(先は長くない可能性が高いですが)、リスクがあることを念頭に、食料品セクターの一部としてポートフォリオに組み込むことは考えてもいいと私は思いました。
(2021/12配当予想では減配予想になっているので上記の表の評価はさらに低下しますが)


以上、高配当株ポートフォリオ候補のJTを評価してみました。
今後も同様に安定して配当金を生み出してくれる候補を見つけていくため投稿していきたいと思います。
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