iDeCoやるべきか否か?やっていい人、注意した方がいい人

投資

先日家族からiDeCo加入の相談がありました。

筆者はこんな状態

私は、2019年12月から資金運用を勉強し始め、執筆時点では運用実績は約一年です。
もちろん経験値はまだまだ低く、FP資格があったりするわけでもありません。

家族内、友人内では比較的に知識と経験を持っているため、相談を受けることがあります。

専門家のサイトに比べ、的確な情報を提供できない可能性はありますが、これから投資を始める人、始めたばかりの人には、近い視点での考え方を持っていると思いますので参考にしていただければと思います。

そんな前提で以下ご覧ください(^^

兄

iDeCo入った?積み立てNISA?

すごーくざっくりな質問がきました。

わたし
わたし

iDeCoはまだ検討中で、積み立てNISAはやってるよ。

iDecoは会社員だと会社に書類提出が必要だし、抵抗あるよな。
俺が今から始めるにはたったの15年くらいだし、NISAはいつでも下せるけど10年かけないと元本割れするみたいだし
税制優遇のiDeCoを選ぼうと思ってるんだ。

う~ん。理解度がどのくらいあって言ってるのかが読めないぞ。

15年を”たったの”と言ってるところに危険を感じるし、”10年かけないと元本割れする”もどから得た浅知恵なのか?

危険だ。でも相談してきてくれてよかった♪
少し危険だからNISAから始めてもらい、いろいろ知った上でiDeCoを検討してもらった方がよさそうだなぁ。

わたし
わたし

えっとね。
iDeCoは途中解約できないっていう大きなデメリットがあるんだけど、15年間のうちになにかお金に困る自体がくる可能性があることは考えていたかな?
NISAはその点いつでも解約できるからそういった面では安心だよ。

わたし
わたし

あとiDeCoもNISAも投資という意味では同じで元本割れリスクはあって、10年ってのは目安の一つなので、選ぶ商品や掛け金などで、すぐ元本越えすることもあれば、20年後でも元本割れする可能性は全然あるけどそこら辺は知ってる?

要は、過去の実績から見ると長期的に積み立てていれば利息が付くんだろ?
その目安が10年

積み立てNISAは解約できるとは言え、まずは10年やると考えるとiDeCoの15年縛りと大して変わらない。

利息+節税でiDeCo推しなんだよ。

わたし
わたし

お、おぅぅ

利息。。。わかりやすくという意味で、このように表現してくれているのだろう。。。

10年で解約前提なのはなぜだ。10年は15年からみると6割で誤差の範囲ではないですよ。
恐らく人生経験上の5年と比較している節が感じられる。

しっかり理解してもらいたい!!

救世主現る!リベ大学長がちょうど動画を出してくれました♫

聞くとサイトやYouTube動画から勉強しているとのこと。

以前甥っ子にプレゼントしたリベ大の本も読んだよ。いうことでした。

勉強はしてくれている!

ここはサポートをして兄家庭にも適切な資金運用を始めてほしい。

LINEでは説明しずらいし、遠方でなかなか話にも行けないので、考え方や判断基準を参考にできるサイトや動画を見繕って渡そうと考えました。

そんな思いのまま、その日は就寝。

めざめて日課のYouTubeを見てみると!

学長!!

第173回 【2022年からほぼ全員対象】iDeCoは老後資金問題の解決策になるのか?よくある質問6つに回答【株式投資編】

このタイミングでバッチリな動画を配信してくれてる~。

頼るべきはリベ大ですね(涙)

なんて信者のようになってますが、リベラルアーツ大学というサイトとYouTubeチャンネルを運営している両学長という方がいます。

この人の考え方がいつも参考になります。

リベ大のおすすめなどはまた別途するとしまして、さっそく視聴。

まさに兄に見てほしい内容になっていることを確認しました。

兄にはまずこれを見てもらうことにして、不明点をフォローしようと思います。

iDeCo加入前に抑えておくポイントは?

節税メリットがある。
こちらは皆さんご存知の部分と思います。メリットは頭に入ってきやすいですよね。

長期期間において資金が拘束される:デメリット

原則60歳までお金を戻せません。
人生には何が起こるかわかりません。これまで順調に問題なく生活されてきた方でもいつ何が起きてお金に困る自体になる可能性はあります。

  • 思わぬ教育資金
  • 失業
  • 業績悪化
  • 病気
  • 事故
  • 災害
  • 詐欺

人生には危険がいっぱいです。
もしも事態に備えが必要です。その備えがある上でやるのがiDecoと考えるべきでしょう。

備えを貯めるために節税をするんだ。という考えになると思いますが、節税よりも日々の支出を見直す方がはるかに早く貯めることができますので、まずはそちらに目を向けてもらえるといいと思います。

節税以上に注意、知っておかないといけない事実がある:デメリット

節税メリットを薄めてしまう。メリットを越える可能性のあるデメリットがあることにも注意が必要です。この知識なしにとりあえず初めて放置は危険の第一歩です。

・投資の元本割れリスクを理解する。
「10年やってれば儲かるんでしょ?」これは危険な情報です。
どんな商品を選んで、どのように資金を投資するか、これで全然結果は変わります。
必ずこの視点も情報を得るようにして、そして一旦ご自身の考えでこれらの情報をまとめることが重要です。見るがまま聞くがままではなく、どうしてそうなるのか?を考えると今後自分で考えられるようになります。

・手数料がかかる
手数料。これも軽んじてはいけません。投資で得られる利回りは3~5%などがよく聞く指標です。
掛け金が少ない場合、手数料で1%引かれる状態もありえます。手数料ありきで掛け金に対しての利回りはどうなるかを考えましょう。

出口戦略(満期後のお金の引き出し方や使い道)

そして私が投資を勉強する中で一番大事だと思っていることは出口戦略です。

iDeCoでいうと満期のタイミングで必ずプラスな状態である保証はどこにもありません。
満期直後に全額引き出すことで生活ができるという計画は危険です。

満期時にマイナス状態な場合は、引き出さない・一部だけ引き出す。
プラスに転じてから引き出す。

などという余裕がある状態が理想です。

ただし、待ってもプラスにならないことももちろんあります。それが投資です。

投資するよりも引き出す時の方が難しいと言います。
満期を迎える前までにコツコツ知識を付けていきましょう。

参考動画の目次を紹介

今回兄に紹介した動画ですが、最初から最後まで飛ばしていい場所はないんですが、そんなに時間もないよ。という方は「まとめ」から見てもらって、気になるパートを個別に見てもらえるといいと思います。

YouTube側の概要欄にもリンクありますので活用してください。

00:00​ intro
00:22​ 今日の話題:iDeCo完全攻略!
01:41​ ①iDeCoって結局何?
01:44​ └自分のために「年金」を作るための制度
02:39​ └日本の年金制度は「3階建て」
03:25​ └年金の平均受給額
04:33​ ②iDeCoを使うと、本当に老後対策になるの?お得な制度なの?
04:41​ └iDeCoは、老後に備えるために作られた制度で節税にもなる
05:58​ └iDeCoの3つの節税メリットについて
06:10​ 1.掛金が全額所得控除
06:45​ 2.運用益も非課税
07:11​ 3.受け取る時も税負担を軽減可能
07:33​ └その他のメリット
08:37​ ③iDeCoにデメリットってないの?
08:50​ └4つのデメリットがある
09:05​ 1.長期間資金が拘束される
09:51​ 2.元本割れリスクがある
10:26​ 3.手数料がかかる
11:18​ 4.本当に節税になるかは、人による
12:43​ ④iDeCoに向いてる人、向いてない人ってどんな人?
13:02​ └向いているのは「ある程度家計に余裕がある人」
13:42​ └iDeCoに向いている職業は「会社員・公務員」
14:25​ └自営業の人は、少し注意が必要
15:09​ └必ずしもおすすめできないのは、専業主婦(夫)などの人
15:22​ ⑤そもそも、iDeCoって僕(私)も使えるの?
16:15​ └iDeCoに加入できる人、掛金の限度額、職業別の掛金限度額
17:18​ ⑥iDeCoって、どうやって始めれば良い?
18:15​ └学長おすすめの金融機関は「SBI証券」
18:47​ └おすすめの運用商品を2つ紹介
20:47​ まとめ:iDeCoは、老後資金対策としてはおおいにアリ

第173回 【2022年からほぼ全員対象】iDeCoは老後資金問題の解決策になるのか?よくある質問6つに回答【株式投資編】

今後もおすすめの動画や身の回りで起きた資金運用話を書いていきたいと思いますので、参考にしていただければなによりです。

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